クリーンカンティーンについて
クリーンカンティーン(KleanKanteen®︎)とはアメリカのカリフォルニア州に本社を持つ『環境にやさしく安全で健康的な高品質ステンレス製品』を製造している会社です。
2004年からプラスチックボトルに代わる27ozサイズのステンレスボトルの販売を始めました。
“クリーンカンティーンにおいて、私たちの原動力となっているのは、お客様や地球環境とのつながりです。当社の個々のステンレス製品についてはもちろん、会社規模においても、使い捨て商品に代わる、信頼性と高い品質を備えた製品をつくることが私たちの最大の使命です。お客様に、何十年先も当社の製品を使い続けていただくこと、それが私たちの希望です。たった一つのカップやボトルの節約することの積み重ねが、大きな成果につながるのです。” – Jeff and Michelle, Co-Owners, Brother and Sister
クリーンカンティーンホームページ
クリーンカンティーンのステンレスボトルは軽量かつ再利用可能でBPA(ビスフェノールA)などの有害物質を使用せずにつくられているため安全に使用することができます。
クリーンカンティーンの選び方
数多くあるクリーンカンティーンのステンレスボトルの選び方を紹介します。
コレクションから選ぶ
クリーンカンティーンには5種類のコレクションが展開されています(2023年6月現在)。
- クラシックコレクション
- ワイドコレクション
- TK Wideコレクション
- TK PROコレクション
- RISEコレクション
クラシックコレクション
- シングルウォールモデルとインスレートモデルあり
- 18年前からあるオリジナル
- 3種類のキャップ
ワイドコレクション
- シングルウォールモデルのみ
- 広口かつ軽量でアウトドアにオススメ
TK Wideコレクション
- インスレートモデルのみ
- 最先端の保温性能
- 幅広い用途で使える5種類のキャップ
TK PROコレクション
- インスレートモデルのみ
- プラスチックフリー
- カップとして使える上蓋
RISEコレクション
- インスレートモデルのみ
- 5種類の形とサイズ
- あらゆるシーンで活躍
保冷・保温性|容量から選ぶ
保冷・保温性と容量を一覧にまとめてみました(2023年現在)。
保冷・保温性
クリーンカンティーンにはシングルウォールとインスレートという2つのモデルがあります。
- シングルウォール
- 保冷・保温性はありませんが、軽量コンパクトで持ち物を軽量化したい登山やアウトドアにオススメです。
- インスレート
- 保冷・保温性があるので比較的重く大きいですが、いつでも温かいコーヒーや冷えたジュースを飲むことができます。
シングルウォールとインスレートで同じ容量のモデルがある場合もあります。
オンラインショッピングなどで購入する際には間違えて購入しないよう注意しましょう。
容量
クリーンカンティーンには10oz(280ml)~64oz(1900ml)まで様々な容量のステンレスボトルが展開されています。
ここまで様々な容量のステンレスボトルを用途に合わせて選べるメーカーは少ないと思います。
- 日常生活で使うなら
- 12oz(350ml)〜32oz(946ml)
- 容量が少ないので比較的軽量
- コーヒーやお茶を入れるのにちょうど良い
- ドリンクホルダーを使える
- アウトドアで使うなら
- 27oz(800ml)以上
- 軽量が良いならシングルウォール
- 運動中の水分補給にちょうど良い
- 登山中の水分目安量=(体重+荷物)× 5 × 行動時間
- 例)体重60kgの人が5kgの荷物で6時間の登山の場合
- (体重60kg+荷物5kg)×5×6時間=1950ml(約2L)
用途別のオススメを紹介
ここでは用途に応じたタイプ別のオススメを紹介します。
万能さで選ぶなら”TK Wideコレクション”
万能なステンレスボトルが欲しいならTK Wideコレクションがオススメです。
- 保冷・保温性のあるインスレートボトル
- 12oz(350ml)~64oz(1900ml)の幅広い容量のモデル
- 用途に応じて選べる5種類のキャップ
- カラーは全部で9色から選べる
家や仕事、アウトドアなど様々な場面で活躍してくれること間違いなしです。
アウトドアで使うなら”ワイドコレクション”
アウトドアで使う大容量のステンレスボトルが欲しいならワイドコレクションがオススメです。
- 軽量なシングルウォールボトルで丈夫で壊れにくい
- 27oz(800ml)~64oz(1900ml)の大容量
- 推奨されていませんが直火での使用も可能?
多少汚れたり、凹んだりしても気にせずガンガン使うアウトドアに向いていると言えますね。
自宅で使うのがメインなら”RISEコレクション”
自宅で使うハイエンドなマグカップやタンブラーならRISEコレクションがオススメです。
- 5種類から選べる形とサイズ
- 日常生活に溶け込むカラーリング
- ワイン専用のタンブラーあり
普段の生活で使用するのはもちろん、来客時のおもてなしでも活躍してくれること間違いなしです。
インスレートボトル12ozを紹介
クリーンカンティーンのインスレートボトルは一言で言うと『様々なシーンで使える万能なステンレスボトル』です。
今回はインスレートモデルで最もコンパクトなワイドインスレートボトル12ozを紹介します。
”ワイドインスレート”というモデルは廃盤でTK Wideコレクションの旧モデルになります。
新モデルのTK Wideコレクションはキャップの種類も増えており、より使いやすくなっています。
5種類のキャップ
TK Wideコレクションの選べるキャップ
新モデルのTK Wideコレクションには用途に応じた5種類のキャップがあります。
キャップ単体で購入できるので1つのボトルで何通りもの使い方ができて良いですね。
インスレートワイドループキャップ
- 保温力が高い
- ボトル内部は100%ステンレススチール
カフェキャップ
- 携帯用マグカップ
- 便利なステンレスループハンドル
チャグキャップ
- 素早い水分補給が可能
- アウトドアやスポーツに最適
ツイストキャップ
- キャップを捻るとストローが出る
- 便利なステンレスループハンドル
ストローキャップ
- 10mmのストローでスムージーも飲める
旧モデルのカフェキャップ
カフェキャップは新モデルと旧モデルでキャップの口径や形状が異なります。
旧モデルのカフェキャップにはステンレスループハンドルがありません。
ただし、ステンレスループハンドル以外のキャップ構造はほぼ同じです。
便利な広口ボトル
ワイドインスレートボトルは広口なので中まで洗いやすく、氷も入れやすくなっています。
また、コーヒードリッパーを固定できるので直接ボトル内にドリップしたり、ドリップバッグが使用できるのも良いですね。
有害物質を含まない
ワイドインスレートボトルに使用されているキャップはBPAフリーで子供でも安心して使うことができます。
”BPAフリー”とは人体への悪影響を及ぼす懸念があるBPA(ビスフェノールA)が使われていないことを表しています。
主にBPAが使われたプラスチック容器から飲食物に移行して食事を通して体内に入ります。
特に妊産婦において胎児や乳幼児がBPAを摂取することで健康に影響があるのではないかと言われているので注意が必要です。
実際に使ってみた
実際にワイドインスレートボトル12ozを5年間使ってみました。結果、満足しています。
飽きない定番デザイン
ワイドインスレートボトル12ozはシンプルで飽きない定番デザインです。
特に塗装されていないステンレスの”Brushed”というモデルがロゴのみのシンプルなデザインでオススメです。
また、塗装されているカラーモデルには高耐久の塗装(KleanCoat™パウダーコーティング)が施されており、傷に強くなっています。
形も無駄な装飾のないスッキリとした円柱形なのも良いですね。
5年使っても壊れる気配なし
ワイドインスレートボトル12ozは耐久性が高く壊れる気配がないです。
屋外で何度か落としているので本体に凹みはありますが、保冷・保温性は変わらず、密閉性も全く問題ありません。
またキャップの耐久性が高く、5年間パーツ交換をしなくても漏れることはありませんでした。
キャップに関してはメンテナンスキットが販売されており、劣化しやすいシリコン部分を交換することもできます。
「丈夫過ぎて新しいモデルに買い換えるタイミングがない」というのが本音です。
少し気になる点
使ってみて少し気になる点を挙げてみます。
漏れるという噂は本当か?
タンブラーや水筒を選ぶ際に気になるのは「漏れる心配がないか?」ですね。
カフェキャップのレビューでは「漏れてしまった」というレビューをいくつか見つけました。
実際に漏れることがあるのか日常生活だけでなく、旅行やアウトドアで使って検証してみました。
漏れてしまうことはない
ワイドインスレートボトル12ozはカバンの中で逆さになっても全く漏れません。
バックパックに入れて歩き回っても、スーツケースに入れて手荷物に預けても中身が漏れることがないので安心して使えます。
またキャップの耐久性が高く、5年間パーツ交換をしなくても漏れるようになることはありませんでした。
では、なぜ「漏れる」というレビューがあるのでしょうか?
キャップの中に水分が残る
カフェキャップは中に残っている水分が出てくることがあります。
カフェキャップの構造上、ロックがかかっているよりも外側の飲み口側にわずかな水分が残ってしまうんです。
ロックしたはずなのに残った水分が出てきてしまって「漏れてしまった」と感じたのかもしれません。
ただキャップを閉めてから中に水分が残らないように本体を振って水分を飛ばすようにすることで残った水分が出てくることはありません。
漏れているわけではないですが、少し手間がかかりますね。
ステンレスループハンドルが欲しい
ワイドインスレートボトルは廃盤で今は「インスレートTKWide12oz(355ml)」という名前で販売されています。
インスレートTKWide12oz(355ml)のカフェキャップにはステンレスループハンドルがあります。
ステンレスループハンドルがあると持ちやすく、落としにくいですし、アウトドアや日常生活でどこかに引っ掛けておくこともできます。
ステンレスループハンドルがあったら落として凹ませてしまうことも無かったかもしれませんね。
まとめ
クリーンカンティーンのインスレートボトル12ozを紹介しました。
『様々なシーンで使える万能な』オススメできるステンレスボトルです。
改良された新しいモデルもあり、BPAフリーで安心して使えてオススメですよ!