HEROCLIPを紹介
HEROCLIP/ヒーロークリップは2015年にアメリカ・シアトルで生まれました。
創設者が登山中に思いついたアイディアを具現化したアイテムです。
HEROCLIPの使い方
使い方は簡単です。
カラビナのロックを外してフックをスライドさせます。
フックを展開して回転させるだけで使用することができます。
フックの先端には滑り止めがついており、ずれ落ちるのを防止します。
4種類の大きさがある
HEROCLIPには4種類の大きさが用意されています。
私は普段使いとして”Small”を購入しましたが正直”Mini”でも良かったかなと感じてます。
そもそも普段「20kg以上の荷物」を持つことってあまり無いですよね?
20kg以上の荷物を持ち運んでいるのなら、まずは荷物を減らした方が良いかもしれません。
ただ、登山などのアウトドアで使うのであれば、ザックの重さが20kg~30kgになることもあるので”Large”の静止荷重45kgは安心して使えますね。
ただ、あくまでもバッグハンガーであり”NOT FOR CLIMBING”と書かれているとおり登山やロッククライミングなどでは使用できませんのでご注意ください。
HEROCLIP(small)を実際に使ってみた
実際に使ってみました。結果、満足しています。
場所を選ばない
HEROCLIP(Small)を選ぶ決め手になったのが場所を選ばない汎用性です。
荷物を床に置きたくない時って突然来ますよね?
例えば、飲食店。
床があまり綺麗ではない飲食店に行っても荷物を汚さずに食事を楽しめます。
例えば、公衆トイレ。
出先で突然腹痛に襲われて入ったトイレが汚くても荷物を汚さずに用を足せます。
例えば、新幹線や飛行機の中。
手元に置いておきたい荷物を床に置かずにかけておくことで快適な旅行になります。
今までHEROCLIPを使っていて荷物を掛けられない場所はほとんど無かったです。
安心の静止荷重
“Small”の静止荷重はなんと22kgです。
22kgというと2ℓのペットボトル11本分です。
普段使いであれば全く問題ないスペックなのではないでしょうか?
最も大きいサイズの”Large”であれば静止荷重は45kgです。
正直、オーバースペックでどんな状況を想定しているのかわかりません。
そもそも45kgを超える荷物を手で持ったり、背負って運ぶというシチュエーションはあるのでしょうか?
いっそのこと登山やロッククライミングで使える強度になると面白そうです。
ただ、ロッククライミング用のカラビナは垂直方向に2000kg以上の負荷がかかっても耐えられる強度があるのでケタが違います。
圧倒的な軽さ
“Small”の本体の重さはたった34gです。
初めて手に持った時に圧倒的な軽さに驚きました。
34gというとMサイズの卵(50g~60g程度)よりも軽いですね。
『本当にこれで22kgの荷物を支えられるのだろうか?』と思いましたが使っていて不安な場面は無いですね。
バッグにつけているのを忘れるほど軽いので持ち運びのストレスも無いです。
最も大きい”Large”サイズでも100gしかありません。
アウトドアとの親和性
好みもありますが、カラビナ型のデザインが大好きです。
普段、GREGORYのデイパックを愛用していますが相性は最高です。
違和感がないどころか、デイパックを引き立ててくれますね。
また、カラビナとしても使えるので登山やキャンプなどのアウトドアの場面でも違和感なく溶け込みます。
少し気になる点…
使ってみて少し気になった点を挙げてみます。
ビジネスシーンでは微妙かも?
アウトドアテイストのデザインのためビジネスシーンには合わないかもしれません。
ビジネスバッグのデザインや素材によっては浮いてしまうこともあると思います。
ビジネスシーンでの利用が多い場合には、下記で紹介しているClipa2の方がオススメです。
展開時の長さ
展開した時の長さが少し気になります。
バッグの大きさやかける場所の高さによって、バッグと床の距離がとれずに床についてしまうことがあります。
床についてしまっては元も子もないですからね。
自分に必要な静止荷重に合わせて最も小さいサイズを選ぶことをオススメします。
下記で紹介しているClipa2は比較的短いバッグハンガーです。
プラスチックパーツの耐久性
本体は金属製ですが、カラビナとフックを連結しているパーツがプラスチックで作られています。
使っていて壊れる気配は無いですが、耐久性が気になるところですね。
ただし、本体の重さとトレードオフになる部分なので耐久性が問題なければプラスチックでも良いのかもしれません。
まとめ
超タフなカラビナ型バッグハンガーのHEROCLIP/ヒーロークリップを紹介しました。
『十分な耐荷重とアウトドア好きにはたまらないデザイン』のオススメできるバッグハンガーの一つです。
壊れても買い直して使いたいと思える商品ですね。