KTテープとパワーイオテープってどんなテープですか?
プレカットで使いやすく、化学繊維でスポーツに向いており、カラーバリエーション豊富なキネシオテープです。
是非教えてください!
この記事ではKTテープとパワーイオテープ比較してみたので紹介します。
KTテープとパワーイオテープとは?
KTテープとパワーイオテープはプレカットタイプのキネシオテープです。

プレカットタイプとは使いやすい長さにカットされて売っている商品のことを指します。
KTテープ

- カラーは10展開
 - 米国売上シェアNo.1
 - 高性能でスポーツに最適
 - 価格は高め
- 1cm=4.05円
 - 25cm=101.2円
 
 
KTテープは最も知名度の高いキネシオテープと言えます。
海外のスポーツ選手にも使用されており、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか?

カラーは10色展開でデザイン性が高く巻きやすい為、多くのアスリートの心をつかんでいます。
米国売上シェアNo.1で世界70か国で流通しているため、海外遠征時などでも手に入れやすいのも良いですね。
また、一般的なキネシオテープの素材はコットンですが、KTテープには合成繊維が使用されています。
コットン製のキネシオテープは伸縮率が130%~160%ですが、KTテープに使用されている合成繊維は伸縮率が200%という特徴があります。
伸縮率が高い為、25cmのプレカットタイプでもほぼ全身を網羅した貼付が可能となっています。
KTテープは5cm×25cmのプレカットタイプが主流ですが、自由な長さにカットできるアンカットタイプや幅が10cmのワイドタイプもあります。

パワーイオテープ

- カラーは10色展開
 - 薄く、軽く、強度が高い
 - コストパフォーマンスが高い
- 1cm=0.94円
 - 25cm=23.4円
 
 
パワーイオテープはカラーが豊富で10色展開されており、コストパフォーマンスが高いです。
また、化学繊維が使用されており、コットン製のキネシオテープと比較して薄く、軽く、強度が高いという特徴があります。
ウェアとの摩擦も少なく、動きを妨げることが無いのでスポーツの際に使用する方にもオススメです。
パワーイオテープにはプレカットタイプ(25cm)も展開されており、抜群のコストパフォーマンスのテープと言えます。
KTテープが1枚あたり約100円なのに対して、パワーイオテープは1枚あたり約25円と値段は1/4です。
テープの値段を比較
KTテープとパワーイオテープの値段を比較してみました。
- KTテープ(1枚25cm)=101.2円
 - パワーイオテープ(1枚25cm)=23.4円
 
値段はパワーイオテープが圧倒的に安いです。
生産国などの影響もあるかもしれませんがパワーイオテープがKTテープの1/4の値段です。
値段を気にせず何度も貼り替えたい方にはパワーイオテープが向いていると言えますね。
テープの素材を比較
KTテープとパワーイオテープの素材を比較してみました。
- KTテープ=テープの素材、粘着面ともに高品質
 - パワーイオテープ=粘着面に多少粗さはあるものの、許容範囲
 
テープ本体の素材を見てみます。
パワーイオテープ=化学繊維 KTテープ=合成繊維

正直そこまで大きな差はありませんでしたが、パワーイオテープの方がわずかに薄いかな?という感じです。
次に粘着面を見てみます。
KTテープは独自の強粘着剤とウェーブ状塗工で特許を取得しているだけあって粘着剤が丁寧に細かく塗布されています。
この粘着面の特徴が粘着力を維持しつつ、肌への低刺激と通気性を確保しています。

伸縮率を確かめるために左右へ伸張してみましたが、確かに製品の説明通り、2倍ぐらいまで伸張することができました。

パワーイオテープも粘着剤はウェーブ状に塗布されていますが少し目が粗いです。

伸縮率を確かめるために左右へ伸張してみましたが、少し薄く2倍以上に伸張されているように感じました。

テープの使用感を比較
KTテープとパワーイオテープの使用感を比較してみました。
- KTテープ=運動・シャワー等の使用でも伸張や形状変化が小さい
 - パワーイオテープ=運動・シャワー等の使用で伸張や形状変化が大きい
 
実際に自分のふくらはぎに貼付してみました。
テープを貼る時にわずかにKTテープの方が貼りやすいかな?という感じがしましたが、大きな差はありません。
左がパワーイオテープで右がKTテープ。

貼付後、スポーツする方をイメージして下記のように行動してみました。
- ランニング:30分
 - シャワー:5分
 - 入浴:15分
 - 乾燥後に剥がす
 
ランニング
ランニング中のサポート力はほとんど差を感じませんでした。
テープを同じ強さで貼ることは困難なため、全く同じ条件とは言えませんがどちらのテープもふくらはぎをサポートしてくれていて安心感がありました。
シャワー&入浴
撥水性があるとはいえさすがにシャワーや入浴中はどちらのテープも完全に水を吸っていました。
しかし、どちらのテープも剥がれてくることは無く、優しく丁寧に洗えばそのまま貼っておけそうです。
乾燥~剥がすまで
下記の画像は乾燥後の剥がす前の状態です。
左がパワーイオテープで右がKTテープ。

どちらのテープもほとんど変化は感じませんでした。
剥がした後
最も衝撃だったのが剥がした後です。
左がパワーイオテープで右がKTテープ。

最初はどちらのテープも同じ25cmでした。
- KTテープ=使用後25~26cm、ほとんど形状変化なし
 - パワーイオテープ=使用後30cm以上に伸張、形状の歪みあり
 
貼っているときにはそれほど大きな差として感じませんでしたが、剥がして比較してみると一目瞭然です。
この結果からいえるのはKTテープはランニング、シャワー、入浴を経ても効果が持続しており、そのまま貼っておいても問題なさそうということです。
しかし、パワーイオテープの方はランニング、シャワー、入浴を経てしまうと効果が落ちてしまうため貼り直しが必要そうです。
まとめ
KTテープとパワーイオテープについてまとめます。
- 値段
- KTテープ(1枚25cm)=101.2円
 - パワーイオテープ(1枚25cm)=24.6円
 
 - 素材
- KTテープ=テープの素材、粘着面ともに高品質
 - パワーイオテープ=粘着面に多少粗さはあるものの、許容範囲
 
 - 使用感
- KTテープ=運動・シャワー等の使用でも伸張や形状変化が小さい
 - パワーイオテープ=運動・シャワー等の使用で伸張や形状変化が大きい
 
 
ありがとうございました!

	


	
	
	
	
	
	
