アロマスプレーとは?
アロマオイル(精油)と水を混ぜて希釈して噴霧することで香りを楽しむ方法です。
自分の好みに合わせてアロマオイルをブレンドすることで様々な香りのスプレーを簡単に作れます。
ルームスプレーや車内スプレーだけでなく、アロマオイルの希釈濃度に注意することでボディスプレーや虫よけスプレーも作ることができますよ!
アロマスプレーの作り方
ここではアロマスプレーの作り方を解説します。
準備するもの
アロマスプレーを作るためには下記のものを準備しましょう。
- アロマオイル※1(3~20滴)※2
- ルームスプレー(20滴まで)
- ボディスプレー(10滴まで)
- フェイススプレー(1~5滴)
- 無水エタノール(5ml)
- 精製水(45ml)※3
- 耐熱ガラスビーカー・ガラス棒
- 遮光性スプレーボトル(50ml)
※1精油またはエッセンシャルオイルを選ぶ
※2用途に合わせて滴数を調整(1滴=0.05ml)
※3芳香蒸留水でもOK
100mlのアロマスプレーであれば2倍、25mlのスプレーであれば0.5倍の材料で作成することができます。
作り方の手順
手順は至って簡単です。
ビーカーに無水エタノールを入れます。
無水エタノールにアロマオイルを入れてガラス棒でよく混ぜます。
混ぜたものをビーカーからスプレーボトルに移し、スプレーボトルに精製水を入れてよく混ぜます。
完成です。香りを楽しみましょう!
オススメのブレンド
目的に合わせてアロマオイルをブレンドしてみましょう。
まずは、リストに挙げた3つのアロマオイルを5:3:2の割合でブレンドするのがオススメです。
慣れてきたらブレンドの割合を変えたり、別のアロマオイルを追加したりしてみましょう。
リラックスしたい
- ラベンダー
- オレンジスイート
- イランイラン
集中したい
- ペパーミント
- レモングラス
- ユーカリ
虫除けしたい
- シトロネラ
- レモングラス
- ペパーミント
失敗しないためには?
ここではアロマスプレーを作るうえで失敗しないために抑えておくべきポイントを解説します。
アロマオイルの希釈濃度を守る
アロマスプレーを自作する際にはアロマオイルの希釈濃度を守るようにしましょう。
特にボディやフェイスといった直接皮膚に使用する場合には注意が必要です。
下記の希釈濃度を参考に作るようにしてください。
希釈濃度を守っていても皮膚刺激性の強いアロマオイルを使用したり、皮膚に合わない場合もありますので少量ずつ試していきましょう。
無水エタノールを使用する
アロマスプレーを自作する場合には無水エタノールを使用しましょう。
無水エタノールはアルコールの一種です。
少量しか使用しないので「いらないのでは?」と思われがちですが、アロマオイルと水を混ざりやすくするという重要な役割があります。
また、購入する際には消毒用エタノールや燃料用アルコールと間違えないように注意してください。
消毒用エタノールも燃料用アルコールもアロマスプレーを作るのには使用できません。
純度の高い水を使う
アロマスプレーを自作する場合には精製水を使用することが理想です。
精製水とは原水からミネラル成分や残留塩素、微生物などを除去した水のことで水道水やミネラルウォーターよりも純度の高い水です。
アロマスプレーを自作した場合、保存料が入っていないので既製品よりも成分が変化しやすくなります。
そのため、ボディスプレーやフェイススプレーなど皮膚に直接使用する場合は純度の高い精製水を利用しましょう。
ルームスプレーであれば水道水やミネラルウォーターでも代用できますが、作成してからできる限り速く使い切るようにしましょう。
遮光ガラス製スプレーボトルに入れる
アロマスプレーを自作した場合には遮光ガラス製スプレーボトルに入れて保管しましょう。
遮光性を持つスプレーボトルは茶・青・緑などの色がついていることが一般的です。
プラスチック素材ではアロマオイルによって溶け出してしまうことがあります。
遮光性の無いガラス製スプレーボトルでは紫外線によって成分が変化する場合があります。
価格は少し上がりますが遮光ガラス製スプレーボトルにて保管するようにしましょう。
1~2週間で使い切る
アロマスプレーを自作した場合、保存料が入っていないため1~2週間で使い切るようにしましょう。
精製水を使って作成し、遮光性ガラススプレーボトルで冷暗所に保管していても長期間使用するのは避けましょう。
まとめ
簡単にできるアロマスプレーの作り方を紹介しました。
アロマテラピーを手軽に楽しめますので是非チャレンジしてみてください!